GHQ週報に見る韓国の看護学校に関する情報
GHQ/SCAP公衆衛生福祉局(PHW)の週報(Weekly Bulletin)に記録されている、朝鮮半島における看護学校および看護教育・公衆衛生看護に関する記述を紹介する。
ソウル大学における公衆衛生看護部門の設置と協議
1945年11月中旬の記録において、ソウル大学(Seoul University)のコマンダー・グラフトおよび韓国人当局者との間で、同大学内に公衆衛生看護学部(Department of Public Health Nursing)を新設するための協議が行われた
。
6週間の公衆衛生看護リフレッシュコースの開講
1945年11月12日から、韓国において6週間の公衆衛生看護コースが開始された
。 当初21名の卒業看護婦が候補者として面接され
、その後も継続的にリフレッシュコースが実施された(12月末から1月初頭にかけて第1次コースが成功裏に終了し、第2次コースが12月31日または1月7日から開始されたことが記録されている) 。
看護学校調査のための詳細な質問票(Questionnaire)の導入
第24軍団(XXIV Corps)管内において、朝鮮全体の看護学校の実態を把握・調査するため、以下のような項目を含む詳細な質問票が使用された
。 病院情報: 患者の平均数、病床数、病院の種類、運営母体
。 看護学校の体制: 看護部長(Director of Nurses)の資格と経歴、学生数(1年生〜3年生の学年別)、学期のスケジュール
。 入学・修学条件: 卒業後の義務、授業料、プロヴィンシャル(州・道)の試験内容、入学資格(初等・中等学校の要件、最低学力基準、年齢制限、婚姻状況)
。 教育環境・生活環境: 教室の教材、日々の勤務時間と授業時間の関係、休暇、制服(支給元)、講師の資格と担当科目、採点システム、健康管理プログラム(予防接種含む)、看護助手(ナースエイド)の有無と任務
。 その他: 助産教育の包含有無、寮の部屋割り・洗面・洗濯・食堂・レクリエーション等の施設状況、および学校のニーズ
。
看護学校におけるストライキ等の動静
1946年1月初頭の記録では、ソウル大学および赤十字病院において看護婦らによるストライキの動きが見られたものの、ソウル医科大学病院でのストライキは回避され、当時の現場の混乱と労務管理の様子が簡潔に言及
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